mixiにも書いたけどドミノを見た。ちょっと前の映画でDVDだけどね。
で、まぁ英語で見たからよくわかってません。
が、
この映画は秀逸だと思う。
多分内容は深くない。
それでもこの映画には興奮してのめりこめた。
一つは純粋にスピード感で、
一つは物語の終結に向けての話の流れの疾走感。
次々と話がとんでくくせに、複雑な線がしっかりとからみあって、途中で感じた不安も、
最後には綺麗にすべてが一気に収束して爽快ささえ感じます。これがこの映画の醍醐味だと思う。
こういう映画は好き。
でも映画を頭で整理しながら見なければ、ただ単なる暴力映画で、「で?」って感じになるので、好き嫌いは分かれると思う。
音楽とか、映像とか凝っていてかっこいー。
個人的に、好きな映画の一つにランクインですw
でも他の人のレビューとかみてたらあんまり評価はよくないですね。。。
失敗だとか、斬新さを求めてそれに押しつぶされたとか、目がちらちらするとか、内容がないとか、感情が陳腐だとか。それに話が雑で分からないって!
いや、わかったらおもしろいんだ!ってのが俺の意見です。何度も見たくなる映画じゃないけどね。
きっと派手なアクションシーンだとか、人の生き様が見所じゃないんだと思う。それだけ見たら確かに陳腐かもなーーって思う。でもノンフィクションだぜ?って感じかな?まぁ生き様も十分すごいけど。。
それでも俺は好き。
あ、ちなみに実在する賞金稼ぎの話です☆
でも7割がたフィクションだと思う。
映画館で見たかったなー。
ってわけで、もう一度見直しマース。。(・・)
でも英語で見たからか、日本語で見ても同じなのか、
アメリカのしくみがわかってないから少し混乱しました。というわけで、雑学程度にまとめときます☆
あ、ネタバレではないので☆
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アメリカには保釈金保証会社というのがあるそうです。
逮捕されても、保釈金さえつめば裁判の間拘置所から出ることができるという制度があるんだけど、でもそれが高額のときとか払えない人のために、それを肩代わりしてくれる会社があるわけです。
だから被疑者はその会社(bail boundsman)に借金して、閉廷まで外の空気を吸えるってわけ。
で、この会社は保釈金を肩代わりする代わりに、その被疑者が閉廷まで逃げなければ、その1割か2割か忘れたけど、その利息を受け取るとことになっていて、それがその会社の儲けになる。
でも、やっぱりほとんどの被疑者は保釈金をつんで留置所を出たとたんに逃げちゃうから、逃亡されたらbail boundsmanは保釈金をまるまる損してしまう。
逃げた被疑者はもう一度指名手配され、それをbounty hunterが追う。もちろん殺しちゃったらだめだから、その仕事は大変なんだけど、、とりあえず最低限の許可をもっている。武器とか、逮捕権とか、被疑者の家に礼状なしで入れるだとか。。
そういうわけで、bail boundsmanは賞金稼ぎ(bounty hunter)を雇っているというわけです。
アメリカすげーよ。賞金稼ぎになりたい人はアメリカへどーぞ。
本物のドミノが最後に出演してて、
「My name is Domino Harvey, I am a Bounty Hunter」
ってつぶやくんだけど、これがまたかっこえーー。